ダイワグループの理念
大和板紙は主に古紙からボール紙などの板紙を製造する再生紙メーカーです。再生紙は、皆さんが紙として使い終わったり、用がなくなって廃棄された紙(古紙)を溶解して作りなおされています。私たちは50年以上前にこの再生紙作りを始めました。当時は紙不足、原料不足で紙が貴重な「もったいない」時代でした。以降、日本は大量生産、大量消費の時代を経て情報量が急激に増え、媒体として紙の用途や機能も多岐にわたり、私たちが原料とする古紙も種類が増えました。
私たちのビジネスフィールドでは、原料を森林に求めるのではなく、工場やオフィスから排出される紙のまま必要でなくなった古紙にあります。環境保護のため再生紙を作ることはあたりまえになっていますが、依然、焼却の対象となっている紙が多くあります。
たとえば、店頭に陳列された商品のパッケージ。ほとんどが紙に樹脂フィルムを貼っています。あるいは、紙コップも内側にはラミフィルムが貼られています。これらの紙は一般の古紙や新聞紙、雑誌、ダンボールなどに比べると溶解が困難なため、古紙回収のルートでは除外され焼却されています。
このような溶解の困難な古紙も、難処理古紙として私たちは溶解し、再生紙を作っています。
難処理古紙も薬品を使わず水だけで溶解する技術、紙にする技術など製造上の工夫のほかに、特に大切なのが再生紙の用途です。
リサイクルに関係する企業が参加しやすく、回収から用途までを考慮したフィールドづくりが重要です。ただ安いからという製造はこれからの環境保護には向きません。そのためには、これからの社会に適合した紙の循環型リサイクルシステムが不可欠だと考えます。参加する企業が安心して排出する古紙の量、あるいは再生される紙の量の把握ができる"顔の見える関係"の仕組みが必要です。
私たちは、いわば川上にいる再生紙メーカーとしての時代はすでに終わりました。循環型リサイクル社会の中で、皆さまのすぐ手の届く、顔の見える位置にいる再生紙メーカーでありたいと願い、ダイワグループ全員で取り組んでいます。
私たちのビジネスフィールドでは、原料を森林に求めるのではなく、工場やオフィスから排出される紙のまま必要でなくなった古紙にあります。環境保護のため再生紙を作ることはあたりまえになっていますが、依然、焼却の対象となっている紙が多くあります。
たとえば、店頭に陳列された商品のパッケージ。ほとんどが紙に樹脂フィルムを貼っています。あるいは、紙コップも内側にはラミフィルムが貼られています。これらの紙は一般の古紙や新聞紙、雑誌、ダンボールなどに比べると溶解が困難なため、古紙回収のルートでは除外され焼却されています。
このような溶解の困難な古紙も、難処理古紙として私たちは溶解し、再生紙を作っています。
難処理古紙も薬品を使わず水だけで溶解する技術、紙にする技術など製造上の工夫のほかに、特に大切なのが再生紙の用途です。
リサイクルに関係する企業が参加しやすく、回収から用途までを考慮したフィールドづくりが重要です。ただ安いからという製造はこれからの環境保護には向きません。そのためには、これからの社会に適合した紙の循環型リサイクルシステムが不可欠だと考えます。参加する企業が安心して排出する古紙の量、あるいは再生される紙の量の把握ができる"顔の見える関係"の仕組みが必要です。
私たちは、いわば川上にいる再生紙メーカーとしての時代はすでに終わりました。循環型リサイクル社会の中で、皆さまのすぐ手の届く、顔の見える位置にいる再生紙メーカーでありたいと願い、ダイワグループ全員で取り組んでいます。